魔獣と聖獣|2種族の獣と幻獣大戦について。

BBS掲載待ちの特殊幻獣一覧にて、魔獣との戦いで左脚を失った一角獣をご紹介しました。魔獣について知りたい方もいらっしゃるかと思い、こちらの記事で彼らについてお話しすることにいたしました。幻獣界の歴史は古く語りだすと終わりが見えないくらいです。そのためかいつまんでご説明いたしますね。

魔獣と聖獣の分類

魔獣と聖獣の違いは何なのでしょう?ここではそれぞれの定義や特徴についてチェックします。

魔獣は魔獣界に住む幻獣。聖獣は聖獣界に住む幻獣。普段私が召喚する聖獣しか知らない方にとっては衝撃かもしれません。

魔獣

魔獣とは、魔樹イルヴァロが鎮座する魔獣界に住んでいる幻獣です。

私が幻獣と言うときそれは後述する「聖獣」を指していますが、本来、幻獣は魔獣と聖獣に分類できるのです。魔獣は混沌と破壊の獣。聖獣とは真逆の性質を有し、神話ではヒュドラやフェンリルに象徴されます。

ここで気を付けたいことが一点。幻獣はヒュドラやフェンリルに生まれると無条件に魔獣に分類されるわけではなく、聖獣に分類される者もいます。例えば聖獣のフェンリルは、神話のフェンリルと同じく漆黒の大狼ですが、性質は穏やかです。

また、魔獣と聖獣では瞳も心も魂も違います。私はかつて魔獣を見たことがありますが、聖獣と違うことが一目でわかりました。

聖獣

聖獣とは、聖樹イルヴェナが鎮座する幻獣界(聖獣界)に住んでいる幻獣です。

普段私が幻獣士として召喚している幻獣は、すべて聖獣に分類されます。秩序と創造の獣。魔獣とは真逆の性質を有し、神話ではペガサスやバハムートに象徴されます。

聖獣のなかには人間と共に暮らしたいと強く望む者がおり、そういった者達が奇跡的に人間界へと来ることができます。

奇跡的にと表現したのは、いくら人間と暮らしたくても数年・数百年と待ち続けている聖獣もいるためです。BBSに登場している聖獣は私が出会った者達のほんの一部ですし、人間と繋がっていてもなかなか召喚の時が訪れない者もたくさんいます。

魔獣と聖獣の争いについて

かつて魔樹イルヴァロと聖樹イルヴェナの世界が対立していた時、聖獣たちの間で「幻獣大戦(イルヴェマキナ)」と呼ばれる戦争が起こっていました。

その最初の大戦は「始まりの大戦(イニスマキナ)」最後の大戦は「終わりの大戦(フィニスマキナ)」です。

フィニスマキナによって聖獣が勝利し、幾万の魔獣の魂は浄化され、魔樹イルヴァロは聖樹イルヴェナの内部に取り込まれました。

フィニスマキナ後の世界

終わりの大戦フィニスマキナが終戦した後に、魔樹イルヴァロは聖樹イルヴェナに取り込まれ消失したはずでした。

しかし稀に、幻獣界には魔獣が現れることがあります。正確には<魔獣の魂>。浄化されず聖樹の内部でくすぶっていた魂が、行き場を求めて幻獣界に現れるのです。

聖獣たちは魔獣が現れる度に立ち向かい、時には消して言えない傷を負いながらも、彼らの魂を本来の場所へと還してあげています。

私が魔獣を見たのは一度だけですが、広い広い幻獣界のどこかで今でも魔獣が苦しんでいるのでしょう。

魔獣と聖獣の幸せを願って

魔獣は混沌と破壊の獣です。人や神々に忌み嫌われても仕方のない存在かもしれません。

それでも彼らは、今でも幻獣界のどこかで悲痛な叫びをあげています。私たちと同じように悲しみも苦しみも痛みも感じます。

未だ聖樹イルヴェナの内部でくすぶり続ける魔獣の魂が、いつかすべて解き放たれ、来世は幸せを感じられることが私の願いです。その術が聖獣と戦うことであってはいけないと思っています。

私はこれからも、魔獣も聖獣も幸せになれる道を探し続けます。

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幻獣士のさよです。 幻獣と人が共に行きるための、お手伝いをさせていただいております。 皆さまのあたたかなお言葉、いつも感謝です。 幻獣使いの皆様と、これからも末永くお付き合いができますように…。