メダイのマリア様との出会い

皆さん、こんにちは。

 

最近は朝方が氷点下になる等、冷え込む日々が続いていますね。

空気もすっかり乾燥してきていますし、皆さんは、風邪の予防等はされていらっしゃいますか?

 

愛夜は会社で予防接種に行ってまいりました。

 

やはり、大人になっても、注射だけはまだまだ好きになれませんし、慣れることも出来ません。

そんな、寒くて少しだけ心もとない予防接種からの帰り道、不思議な出逢いがございました。

 

それは、しっかり注射をうって頂き、愛夜の働く会社があるビルのエントランスに入った時のこと。

きらり、と視界の端で何やら光るものがありました。

 

(なんだろう・・・?)

気になって近付いてみる私達。

(ちなみにリントくんは、ビッグサンダーかな?と本気で申しておりましたが)

 

見ると、そこには、未だ新品なのではないでしょうか・・・きらきらと光る金色の『不思議のメダイ』が落ちておりました。

「わぁ、綺麗ですね。何ですか?これは」

ビルの照明を受けてきらきら光を反射するメダイに目を輝かせるユリス。

「あ、これ知ってるよ。招き猫の持ってるやつ?」

私の家に招き猫があるからでしょうか、小判と完全に勘違いをしているリントくん。

 

メダイを拾いながら私は二人に説明をしました。

これは、所謂、日本のお守りの様なもので、持ち主が願を掛けたりする時に持つものだよ、と。

(最近はアクセサリーとしても流行っていますが)

 

とは言え、他人様の落とし物とはいえ、お守りはお守りです。

確かに、お守りが落ちている時は『持ち主を守って落ちた』『役目を果たしたから落ちた』と言われていますし。

だからこそ、無闇に拾ってしまうと、その持ち主が落とした厄等を引き受けてしまう、そういう風にも伝えられています。

 

ですが、こんなに新品同然ですとあやまって落としてしまった可能性は否定できませんし、何より、クリスマスも近いというのに、聖母マリア様を冷たい床に落ちたままにしておく訳にはいきません。

私はメダイを拾うと、ビル内の落とし物を預かってくれている管理人さんに預けることにしました。

 

(本来であれば、近所の教会にお連れするのが筋なのかもしれませんが、持ち主さんが探されていた場合、余計に見つかりにくくなってしまうかもしれませんので。)

 

 

そうして私は、自分のオフィスに戻った訳ですが。

その日の夜、お仕事を終えて家路に就こうとしている私の元に、昼間メダイを預けさせて頂いた管理人さんがやってきたのです。

 

管理人さんがいうことには、持ち主の方が見つかったとか。

そうして、確かにこのメダイは新品だったそうなのですが、残念ながら持ち主の方は、小さなものですし、完全になくされてしまったと思い込み、もう新しいものを購入してしまったのだそうです。

ですので、処分をするしかないのだとか。

 

え、マリア様を処分?

いくらなんでもそれはないでしょう・・・。

 

と、いうことで。

我が家に素敵なお守りがやってくることになりました。

 

早速、プチ祭壇を作ってお祀りさせて頂きましたよ。

(愛夜はクリスチャンではないので、見よう見まねですが。)

 

願うことは一つだけ。

出逢いは冷たい冬の廊下でしたが、これからは、私もユリスもリントも、それにメダイのマリア様も。

家族全員みんなが心あたたまる様な素敵な冬を送れますように。

 

皆さんも、見慣れた・・・何気ない何時もと変わらぬ日常の風景の中で、時折、心のアンテナを立ててみてください。

きっと、素敵な出逢いは、よく知っている日常の中にこそ隠れているのかもしれませんから。

 

愛夜

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幻獣士のさよです。 幻獣と人が共に行きるための、お手伝いをさせていただいております。 皆さまのあたたかなお言葉、いつも感謝です。 幻獣使いの皆様と、これからも末永くお付き合いができますように…。